2017年 02月 10日
鹿児島は白い雪が積もり…
真っ白です。鹿児島も雪が降るんですよね(笑)
雪景色をうたった歌もいくつも思い浮かびますが、
小田和正さんの「さよなら」はいかがでしょうか。
さよなら さよなら… もうすぐ外は白い冬
雪の降る情景を直接的には歌ってはいませんが、すぐに雪が降り出しそうな
凍てつく冬の情景が、短い歌詞の中にすぐに浮かびます。
この歌詞はとてもユニーク。
「さよなら さよなら」のフレーズのあとに、いきなり、脈絡もなく
「もうすぐ外は白い冬」と入り、さらに「愛したのは君だけ」と続く。
ふつうに考えると、こんな歌詞は浮かばない気がするんですが、
「もうすぐ外は白い冬」が入るだけで、生き生きと心情が浮かぶのはお見事。
外は今日も雨だけれど、やがて雪になって
自分たちの心の中に降り積もるに違いないという最後の歌詞も余韻を
残していく。
昔、そんなにオフコースに興味はなかったのですが、
たまによく読み込んでみると、長く愛される曲の歌詞はやっぱりよく
できているものだなあと感心してしまいますね。
鹿児島のみなさま、外出にはくれぐれもお気をつけて。